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斧田
自己紹介:
特に触手と百合は好きではありません
好きじゃないけれども興味があるので描いている感じです
先生と言われるほど立派な人柄ではないので
出来れば先生と呼ばないでくれると嬉しいです
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夜中布団をかぶって寝ようといると天井からぎしりと家のきしむ音が聞こえた。
音がした天井の隅に目を凝らしてやると、そこには一尾のマグロが泳いでいた。
どうして君はこんな所にいるのだときいてみると、「群れからはぐれてしまったんだ」とマグロは言う。
どこから家に入ったのかときけば「冷蔵庫を買った時から僕はそこに入っていた」と言う。
今度は逆に「君の飼っていたプードルを食べてしまったけど大丈夫だったかい?」と彼からきかれた。
美佐子は生まれつき目が見えず、保健所に処分されかけていた。そうされる前に僕が引き取った犬だった。
最近の美佐子は老衰のせいか、見えない目もくぼんでしまい餌を食べようとする気力さえわかないようだった。
最近の僕は美佐子が苦しんでいる姿を眺める事が苦痛になっていた。
「美佐子は食べられる前になんて言っていた」
「『歯が痛んで顎も痛んでもう何も食べる気がわかないよ。食べる喜びがわからないんだ。そんな私が何かに食べられて、食べる喜びを分けられたらなんと素敵なんだろう』って」
美佐子はなんて頭の悪い犬なのだろう。
マグロは悪びれる事なくこう言った。
「群れのみんなとまた一緒に泳ぎたいんです、でもお腹がすいて動けないのであなたの事も食べさせてくれませんか」
マグロは目を輝かせてそんな事を言った。
僕は食べる喜びは失ってはいないけれど、群れる仲間がいるという喜びは知らなかった。
少し考えたあとこう答えた。
「君の胃に入り消化され美佐子と共に君の肉になる。そうして群れの中を泳ぐのも良いだろうね、僕を食べてよ」
それを聞いた途端、マグロはその小さな口で僕の首の肉を噛みちぎりはじめた。

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先週から特命を受けて恐竜になった。今日も何人かの狩人を首からかじり、飲み込んだ。
妻は狩人を丸飲みしている僕の姿を見て『私の分は?』という視線を投げかけてきた。
妻は卵を温め中で動けないでいるのを忘れていた事に『悪いな』と感じ、思わず吐き出して分け与えようとした。
妻は僕の鼻をかんだ。僕が元人間であることへの配慮からいらないという気持ちをつたえたかったのだろう。
鼻をかまれた痛みから反射的に少し暴れて卵を踏んづけて潰してしまった。
妻は信じられないという目つきで睨みつけてきてから体当たりしてきた。
妻の首元に噛みつき、なんとか押さえると「卵をよく見ろ」と僕はなだめた。
卵はパックの中で黄身と白身がグチャグチャになっていた。
妻は「私パックのまま卵を産んだのだったっけ」と記憶の糸を辿ろうとしていた。
実は先日妻の不在時、人間に我々の卵が食われてしまったのだ。妻が悲しむ顔を見るのがいやで、その代わりとしてスーパーマーケットに寄ってヨード卵光を買って入れ替えていたのだ。
妻は涙を流しながら私を見て「馬鹿な人」と呟いた。
潰れたヨード卵光は恐竜の手先の不器用さのためパックから出せなかったのですすって飲むことにした。
妻の涙もすすって飲んだ。妻の頬は黄身で汚れてしまったがそれでも妻は恐竜らしい凛とした美しさだった。

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『矢文』があるなら『ブーメラン文』があってもいいんじゃないかと考えついて、想いを書き綴ったブーメランを彼女に投げた。
「読めないよ」と彼女は苦笑いをした。
突如目の前が暗転した。
そういやブーメランって戻ってくるんだっけ。

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これは今から四年前から±八年くらいの頃の話。
僕は穴を掘っていた。
その日使った道具はスコップだったろうか、割り箸だったろうか。
40Mほどの深さまで掘った時に『この深さでもあいつはまだ埋められない。横に広く掘らないといけない』と気付いた。
かくして横へと広げていったが数秒のちに大きな岩盤にぶつかった。
「そうまで地下を広げてどうするんだい。モグラと羽化前のセミ達が怯えているよ」岩盤はそう言った。
「埋めたい奴がいるのさ」僕は答えた。
「止めてもコイツは聞かないよ」と、手に持ったスコップだったか割り箸だったかよくわからない物が言った。
よく見たら手に持っている彼はもうボロボロで割り箸ともスコップとも見てとれない、まるで枯れ草のような姿だった。
「彼はこんなに頑張ったんだ、もうこの地に埋めてもいいんじゃないか」岩盤はそう言った。
俯いて僕は首を横に振った。
彼にはまだ頑張ってもらわないといけない。
まだ僕が使い古した穴掘りの道具達の墓にはちいさすぎるのだから。

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お元気でしょうか私はそれなりです
近況報告といたしましては一ヶ月前に引っ越したくらいのものでしょうか
あと両方の漫画を7月初めくらいに更新したりくらいなものです
7月初芽って変換されました
辞書登録って便利なようで不便ですね、爆発すれば良い

─・─・─・─・─・─・─


あまり「手ざわりは、ヤ」の方のタイトルのしかけについて見破ってくださった方がいないので(むびせんせと学せんせには見破られた)
自分からネタばらししたいと思います

以前の日記にも書きましたが百合漫画アンソロジー2に登録されてた時のタイトルは【十度の体当たり】でした、これは

【十度の体当たり】

↓ 英訳(果たしてこれが正しいかは不明)

【ten tackles】



【tentacles】

↓ 日本語訳

【触手】


というわけで触手というタイトルだったのです
で、今描いている方はと言いますと


【手ざわりは、ヤ】



【手触りはや】

↓ 逆に入れ替えて

【やはり触手】


というわけで前回が触手なので今回もやはり触手というタイトルでした
こういう無駄な事には頭は良く回すことが出来ます
無意味に思うかもしれませんが頑張って考えることによって自作品への愛着はかなり湧いてくるものです

─・─・─・─・─・─・─


トゥイッターの方でだらだら発言してたまにスカイプでお話をしたり、そんな日々が続いてます
スカイプのアカウントをあまり晒さないのは単純に口下手だからです
チャットでくだらないことを書くのは割りと得意なんですけどね

で、トゥイッターの方で一日一女の子絵というのをやっています
いまいち絵に統一感がありませんが傑作選的に貼っていきたいと思います
まあ一日一枚じゃクォリティも高くできやしませんが


リクエストにあった日本刀+セーラー服+グッドサイン
かの国の剣道並みいやむしろそれ以上に嘘くさい構え


こういう雰囲気大好きなんだけど同意はあまり得られない的な絵


「イエスタデイをうたって」を読んでてあったかい絵が描きたくなったので描いた


診断メーカーを使って出たお題「渋谷系ファッション+バニー耳+樋口一葉」


ドナドナちゃん

構図のつまんなさはとても統一感がありますね!
ではまた!!!

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